
2022年08月02日
事業再構築補助金とはどのような補助金か?
具体的な内容から申請方法まで徹底解説!
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、キッチンカーの需要がますます高まっています。
これからキッチンカーを始めるために、補助金をうまく活用したいと考える方も多いかと思います。
目次
ただし、気を付けなければならないのは、キッチンカーも含めて「車両の購入」は補助金の対象経費にならないケースが多いです。
それは、事業再構築補助金とものづくり補助金でも同じです。事業再構築補助金の公募要領には、以下の文言が明記されています。
以下の経費は補助対象になりません。
不動産の購入費、株式の購入費、自動車等車両(事業所内や作業所内のみで走行し、自動車登録番号がなく、公道を自走することができないものを除く)の購入費・修理費・車検費用
「キッチンカーの購入は事業再構築補助金の対象経費にならないのでしょうか?」と、私も事務局にしつこく確認してみたのですが、やはりこればかりは覆しようがなったみたいです。これと全く同じ文言が、ものづくり補助金の公募要領の中に書かれていますので、ものづくり補助金も残念ながらダメみたいです。
キッチンカー(=車両本体)の購入は補助対象にはなりませんが、キッチンカーの内装改修のための費用は補助対象です。
これは、補助対象経費の区分の中の「建物費」にあたります。
小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>では、キッチンカーの購入も補助対象になります。
公募要領にも「移動販売車両・宅配用車両・キッチンカーについて、一定の要件を満たすものについては補助対象経費として認められることがあります」と明記されていますし、実際にキッチンカーの案件で採択されている事業者もいらっしゃるみたいです。
画像の引用元:小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>事務局ホームページより
だとすると、こんなことを考える方もいらっしゃるかもしれません。
・キッチンカー(=車両本体)の購入は小規模事業者持続化補助金の対象経費に
・キッチンカーの内装改修は事業再構築補助金の対象経費に
残念ながらそれはできません。こちらも公募要領の中で「国が助成する他の制度と重複する事業は補助対象となりません」とはっきりと明記されています。事業再構築補助金でやることがキッチンカー、小規模事業者持続化補助金でやることもキッチンカー。こういうパターンはNGですよ、ということです。
どちらの補助金を取りに行くかは、採択率、費用負担の大小などを考慮しながら決めるべきでしょう。自分ひとりで判断がつかない場合には、身近にいる認定支援機関(税理士・金融機関・商工会議所など)に相談しながら決めるのが良いでしょう。
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