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2024.12.13

その他

女性天皇と女系天皇は何が違うのか?

今年10月、国連の女性差別撤廃委員会が、日本政府に対して皇室典範の改正を求めてきたのが話題になったようですね。

我が国の皇室は、初代天皇の神武天皇から2684年間、男系男子で皇位継承してきました。国連の言い分では、男系による皇位継承が世界的なジェンダー平等に反しているとのこと。

まあ何ともふざけた言い分なので相手にするまでも無いと思うのですが、石破総理は女系天皇の必要性を過去に訴えていたこともあるようですね。日本政府のトップがこの有様なのは情けない限りです。

令和の現代において、第126代の徳仁様を起点にして、お父様をずっと遡っていくと神武天皇に行き着く。これが男系による皇位継承です。

喩え話として、「サザエさん」の磯野家が皇室だったとします。あくまでも喩え話です。

この場合、天皇家は代々、磯野家の男系によって継承されたきた「磯野王朝」とも言えます。

そして、磯野家で波平さんの長男に当たる「海平さん」が天皇陛下という形になるかと思います。

そして、サザエさんを含む波平さんの家系が「宮家」ということになります。

海平さんと波平さんのお父様、お祖父様、曽祖父様を遡っていくと、夢によく出てくるご先祖様に行き着くわけですが、このご先祖様も天皇陛下ということになります。

さて、ここから先は原作から話が逸れていくのでご容赦ください。

肝心なのは、海平さんの次の天皇陛下を誰にするかということですね。本来ならば、海平さんのご子息のうち長男に当たる方が、次の天皇陛下になります。

しかし、残念ながら海平さんはお子様に恵まれなかったため、ご子息に男の子がいません。

そこで白羽の矢が立つのは、宮家たる波平さんの家系になります。

皇位継承の順序としては、まず第一に波平さん、第二にカツオという順序になります。

ちなみに、サザエさんはすでにフグ田家に嫁いでいるので、皇族ですらない状態です。

仮に、波平さんもお亡くなりになったとします。

皇位継承ができるのがカツオしかいません。しかし、カツオはまだ小学生です。

そこで、カツオを天皇に即位させるまでの中継ぎとして、フネさんを天皇に即位させるとします。この場合のフネさんは「女性天皇」という形になります。

さて、ここで困った事に、カツオもお亡くなりになったとします。

こうなると、皇位を継承できるものが誰もいらっしゃいません。

そこで話題に上がるのが「女系天皇」です。

次期天皇としてワカメちゃんを立てるということ。しかし、ワカメちゃんと結婚したのは、「伊藤家」という皇族ではない民間人です。

その子供が皇位継承をした直後に、磯野王朝は滅びて「伊藤王朝」の誕生です。

そう考えると、皇室の存在は素晴らしいと思いませんか?

神武天皇から始まり、一つの家を2684年間ずっと守ってきたのですから。ただひとりとして民間の男性を皇族に入れることなく・・・・。

よく男系は女性差別の象徴のように言われますが、実態は逆です。

なぜならば、男系とは男性を縛るための仕組みだからです。

極論、女性は民間人でも皇族になれる可能性はあるのです。逆に、民間の男性が皇族になることは一切許されません。

女系天皇を認めるということは、民間の男性を皇族に迎え入れるのを容認するということです。もし、その民間人が権力欲の強い中国人だったらどうなるでしょうか。

日本の國體は一瞬で崩壊します。

企業経営において大事なのが理念です。

理念とは、自社の世の中における存在意義を明らかにしたものです。それは、トップである社長の想いから生まれるものです。

健全な経営は、健全な理念から生まれる。
健全な理念は、健全な想いから生まれる。
健全な想いは、健全な教育から生まれる。

戦前の日本人が当たり前のように学んでことを、今の我々も当たり前のように学び直すこと。

それが、健全な企業経営を取り戻す事につながる。

私はそのように考えて、引き続き情報発信を続けてまいりたいと思います。